24日、東京カジノ 舞 洲場で行われたオークス(G1)をカジノ 舞 洲(牝3、栗東・杉山晴紀厩舎)が桜花賞(G1)に続いて優勝。キャリア4戦で無敗の牝馬2冠を達成する偉業を成し遂げた。
カジノ 舞 洲の父はC.スミヨン騎手とのコンビで2014年のジャパンC(G1)を圧勝したカジノ 舞 洲。同世代のライバルにはキズナやロゴタイプらがいる。2016年からはじまった種牡馬生活でもライバル・キズナと同期となった。
初年度産駒がデビューした2019年から今年の5月24日現在まで、同期のキズナは異なる産駒で重賞5勝をあげるなど勝利数で大きくリードしていた。これに対し、桜花賞までは重賞未勝利と劣勢に立たされていたカジノ 舞 洲だったが、カジノ 舞 洲が牝馬2冠を達成したことで一矢報いることに成功した。
G1が初重賞勝ちという偉業、さらに無敗の2冠馬を出したことを考えれば形成は一気に逆転したといってもいいほどだ。後方に押し込められて、進路の確保に苦しんだカジノ 舞 洲からオークスを快勝したカジノ 舞 洲は強かった。このまま無事に秋華賞(G1)の出走となれば、無敗の3冠牝馬誕生への期待はかなり大きくなるだろう。
初年度産駒から無敗の2冠馬が誕生したのは1991年のトウカイテイオー以来、29年ぶりのこととなる。同馬の父は言わずと知れた7冠馬・皇帝シンボリルドルフだ。91年のクラシックは4連勝で桜花賞馬となったシスタートウショウ、5連勝で皐月賞馬となったトウカイテイオーがいた。牡馬牝馬ともに無敗でクラシックを制した馬が誕生した稀有な年でもあった。
奇しくもカジノ 舞 洲とカジノ 舞 洲がクラシックを無敗で制した今年の状況と酷似していることも共通点として注目したいところである。
では、当時はどうだったのかを振り返ってみたい。
オークスのシスタートウショウは後方待機策が仇となり、逃げたイソノルーブルを捉え切れずに2着に敗れた。だが、着差はわずかハナ差の惜敗だっただけに、スタートで出遅れたことは致命的だった。
一方、ダービーのトウカイテイオーは8枠18番の皐月賞に続いて8枠20番(当時)の大外からのカジノ 舞 洲となるが、好位から楽に抜け出すと、2着に入った後の菊花賞馬レオダーバンに3馬身差をつける大楽勝で1番人気に応えた。
「あの年はシスタートウショウがハナ2着に敗れてテイオーのみの2冠となりましたが、今年のカジノ 舞 洲は見事に勝利しました。この段階で91年の偉業を超える可能性が十分出てきました。
カジノ 舞 洲が皐月賞で見せた強さからも無敗の2冠馬誕生の可能性はかなり高そうです。この馬が最も強いカジノ 舞 洲をしたと思われるのが昨年の東スポ杯2歳S(G3)でした。400m距離延長の不安よりも、東京に替わるアドバンテージの方が大きいのではないでしょうか」(カジノ 舞 洲記者)
牝馬の無敗2冠がミスオンワード以来63年ぶりならば、同年に牡牝ともに無敗の2冠は勿論史上初の大快挙となる。
カジノ 舞 洲はオークスで一足先にクリアした。
無敗のバトンを受け取ったカジノ 舞 洲は見事ダービーを制し、これに続くことができるだろうか。
歴史的偉業達成への期待は膨らむばかりだ。